サンタ・クルス・デ・テネリフェ県 (Provincia de Santa Cruz de Tenerife)
ラス・パルマス県とサンタ・クルス・デ・テネリフェ県からなるカナリア諸島州のうち、テネリフェ島、ラ・ゴメラ島、エル・イエロ島、ラ・パルマ島など西側半分の島々で構成される. 53のムニシピオ(基礎自治体)からなる. 県都はサンタ・クルス・デ・テネリフェ.
カナリア諸島には先住民のグアンチェ族が住んでいたが、15世紀にスペイン人によって征服された. 1833年スペイン地方行政区分再編によって、カナリア諸島全体を範囲としてが設置され、サンタ・クルス・デ・テネリフェが県都となった. ミゲル・プリモ・デ・リベラ独裁体制下の1927年には、カナリア諸島県が東西に分割されてサンタ・クルス・デ・テネリフェ県が成立した. これによってスペインは現行の50県体制が確立した.